【今日の風景】ウトロ

グーグルストリートビューで、興味深い景色を紹介していきます。

京都のウトロ地区の景色


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ウトロ地区の内部は一応私有地(西日本殖産が所有)となっているためか撮影はされていない。

入り口に掲げられた「オモニの歌」(集会宣言)の看板が見える。

ウトロ問題についてはおそらく知らない方も多いと思うので、簡単に説明。ウトロ地区とは、京都府宇治市にある地区。戦時中、飛行機工場があり在日韓国人が多く働いていたが、戦後、その土地が民間に払い下げられ、住みついている在日韓国人との間で土地の不法占拠を巡って争いが続けられている。単に不法占拠の問題というよりも、在日韓国人達がこの土地に集められた経緯や、長年に渡って居住していること、また、水道などの生活インフラが与えられていなかったことなどが人権問題としても注目された。最高裁により、上告が棄却され、ウトロ住民の敗訴が確定。(ちなみに、この裁判は純粋に法律問題としてみると結構民法の基本的論点が出てきて面白い。だがもちろんこの裁判の難しいところは、これが純粋な法的紛争というよりも、むしろ、政治的なものであり、背後にある、様々なファクターなどが絡んでくることは言うまでもありません。ただ、現在の土地の法律上の所有者はそもそもウトロ関係者だとかいろいろあるみたい。事実関係は分かりませんが、考えさせられる問題です)興味ある人はいろいろ読んでみてください。

ともかく、ウトロ地区の住民たちは、占拠を正当化する理由がないと確定されてしまった状態生活を続けているわけです。不安でしょうな。

ふと、昔読んだ「兎の眼」を思い出しました。実際の状況は全く異なるんでしょうが、なんとなく。アメリカの不法移民問題にも似ているかもしれない。

兎の眼 (角川文庫)


また、ストリートビューで興味深い風景を見つけたらご紹介します。お楽しみに。
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恥ずかしながら、この件、知りませんでした勉強になりましたm(__)m
  • 2008/09/30
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  • 2008/09/30

私じゃないですよ。

でも他人とは思えませんね。

  • 2008/10/01
  • ゆう
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潮さん

私も知りませんでした。少しネットで調べた程度です。世の中にはまだまだ知らない問題がたくさんあることに改めて気づかされました。
  • 2008/10/01
  • ゆう
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