火曜日の夜

クラブの中に一歩足を踏み入れたら、人だらけ。でも瞬間的にわかった。すぐに彼女の背中が。髪の毛をかきあげて友達と話してる。それが彼女だってわかった。

彼女は驚きの声を上げる。9時までに来るか教えてって言ったのに返事もしなくて、ずーっとほったらかしてたから。来ないって思ってた。驚かせたかったの。私たちは抱き合う。彼女の友達が皆、すごく嬉しそうに私をみる。そして挨拶する。話は聞いてます。だって。嬉しい。私たちは見つめ合う。そしてまた抱き合う。ここがノンケクラブとか、関係ない。耳をつんざく轟音。エレクトロっていうのかな、ロックっていうのかな、少しだけ、ジャズのテイストがはいってる。真っ暗なフロアに走る閃光。踊る。彼女と手をつなぎながら。彼女が、愛おしくてたまらないっていう目でこっちを見るから、気が狂いそうになる。キスする。我慢した後のキスは最高に気持ちイイ。唇から全身が快感が伝わってく。しびれるみたいに気持ちよい。舌と唇が全てとけてまざりあってく、汗だらけになる。髪の毛をかきわけて首筋をかじると蜜柑みたいな甘い匂いが立ち上る。私の脳は疲労と睡眠不足で既に酩酊に限りなく近い感覚を味わってる。

息も絶え絶えになって、彼女に手を引かれながら、もつれた足で外に出る。冷たい空気が肌を包む。

I love youと叫びたくなるのを必死でこらえる。

だってそんなのクレイジーすぎるから。

I love youって言わないで、どうやってこの気持ちを伝えたらいい?


好きだよ。
大好き。
めっちゃ好き。

超好き。
好きでたまらない。

いつもいつでも一緒にいたい。
毎日どんどん好きになる。
いつでもいつでも考えてる。

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