傑作映画『スラムドッグ・ミリオネア』感想

『スラムドッグ・ミリオネア』を観てきて、まだ興奮が冷めないので書かせてくれ。

トレインスポッティング、ビーチ、28日後などのダニー・ボイル監督の最新作。超いい!2009年のベスト映画。これ絶対観るべき。

予告編


ストーリーは…インドはムンバイ(ボンベイ)のスラム出身の兄弟が、過酷な現実を生き延びながら、「クイズ・ミリオネア」(日本ではみのもんたが司会をしていたアレ)で億万長者になることを夢見るというもの。

まあ、全ての優れた文学作品や映画がそうであるように、この映画も、そんなストーリーの要約なんてなんの意味も持たない。とにかく黙って観ろ!というか体験しろ!といいたい。

この映画の本質はストーリーにあるのではなく、どうしようもないディティールにあるからだ。画面からゴミ汚物体臭が漂ってくるようなムンバイのスラム街の描写。物乞いする子供達の目が泣きたくなるほど澄んで輝いていること。

疾走感。熱気。エネルギー。リズム。感情。ほとばしる色彩の洪水。まじ、イイ!

ストーリー自体がリアルじゃないとか、いろいろ馬鹿らしい批判はできるだろう。でもそんなの関係ねえ~!非現実を形にして、楽しませてくれるのが映画の存在価値の1つじゃん?インドのドキュメンタリーフィルムを観てるわけじゃないのだから、少しくらいリアルじゃない設定があってもいいのだ。まあすでに大人になりきってしまった感性の人は「ちょい青いな…」って思ってしまう映画かもね。でもまだ学生とか、ハングリー精神や夢をまだ持っている人にはたまらなくぐっと来る映画だと思う。あと子供好きにはたまらん。

あと、ヒロインLatika役のFreida Pintoがかわいいっ!!!!!ちょっとLの世界のカルメンを彷彿とさせる感じです。

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ドキドキ、ハラハラ、人生について、家族について、愛について、生活について、考えさせられ、そして泣けます。最後は「ムトゥ」を思いださせるインド映画おなじみのミュージカル風ダンスシーンで締め。

公式サイト
http://www.foxsearchlight.com/slumdogmillionaire/

うん。これ、正直MILKよりも好きになった。ベンジャミン・バトンよりも全然よかった。感動した。音楽もめちゃいい!M.I.A.とか使ってる。さすがダニー・ボイル監督。日本公開は今年の4月頃らしい。絶対観て!

自分の採点は90点です!
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