映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』感想

ブラッド・ピット最新作。The Curious Case of Benjamin Button.

「80歳で生まれ、徐々に若返っていく」という設定の主人公をブラッド・ピットが演じ、特殊メイクで80歳から、20歳までを演じきっているという話題の作品。

「ファイト・クラブ」「セブン」などでも組んでいるデイビット・フィンチャー監督と再びコンビを組み、またケイト・ブランシェットなど大物共演者を迎え、かなり鳴り物いりのこの作品でしたが、映画としてはあまりよくない。

・主人公ベンジャミンのキャラが魅力的じゃない。受身だし、変。感情移入しづらい。
・“老い”が1つのテーマになっているのだが、正直見ていて辛くなる画面が多すぎ。
・今にも死にそうな老人のシーンが多すぎて、大画面で見るのは辛い。
・戦争のシーンやハリケーンカトリーナのシーンなど、変に時事ネタを入れているのが非常に気が散る。必要性が理解できない。
・ブラッド・ピット(ケイトも)の特殊メイクに気が取られてしまう。テクノロジーの方に気が向いてしまい、ストーリーや登場人物たちの感情の変化などが掘り下げられてない。 
・ベンジャミンが何をして生活しているのか?どうやって教育を受けたのか?などが描写されてないので気になってしまう。
・とにかく長く感じる。1時間くらい縮めてコンパクトに編集してもよかったのでは。
・ブラピの声がイヤ。耳ざわり。←完全に言いがかりw
・最後にとってつけたように説教じみたフレーズがはいっているのが気に食わん。
・ケイト・ブランシェットがかわいくない。なんでデイジーがベンジャミンに惹かれたのか謎。大人になってからの2人のラブストーリーが不自然。

というわけで、映画としてはなんで絶賛されているのかわかりません。私の英語力(&イギリス風英語が聞き取りづらい)では聞き取りきれてない部分があると思うので、そのせいかもしれませんが…

よかったところとしては…

・いろんなブラピが楽しめる。
ブラピがもっともラブラブな時期&青年時の美しさを堪能できます。
下着姿とかも堪能できますし。
バイクに乗ってる姿、ヨットを操る姿などなど…
完全にファンサービスでしょ、みたいなショットが沢山あり楽しめます。
この映画は、監督がブラピで遊びたかっただけなのではと邪推してしまうほどです。

それくらい、ブラピは見ていて楽しい。

私は色気やセクシーさの本質は「自分自身を他人の鑑賞の対象としておいている」という態度にあると考えているのですが(これについては改めていずれ書きます)ブラピは、ノンケ男には珍しくその態度を身につけている。それが色気の原因でしょうな。とにかく美しいです。

bradpitt_20090103211949.jpg<しつこくてすみません。せっかく描いたので…^^;

あと、子供の時のデイジーと、おじいちゃん時代のベンジャミンがテーブルの下で遊んでいるシーンはよい。あそこはドキドキした。うん。

というわけで、点数は43点。てかさ、なんで邦題ベンジャミン・バトン?なの?ベンジャミン・ボタンだろ!

公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/benjaminbutton/
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comment

全文同意しまくりです

色んなレビューみたけど大絶賛でビックリしました。ヒロインの心理描写が酷すぎでしたね。
  • 2009/01/20
  • たけし
  • URL
はじめまして。
ブログはいつも拝見させていただいてますが、コメントはお初です。

昨日、この映画を観てきましたが、”感動”だの、”泣ける”だの言ってる人の気が知れん。と思いました。

感想は、一言「長ぇ~~よっ!」です。
(映画館にムートンの座布団を持っていって正解でした)
  • 2009/02/26
  • Rie
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