「そもそもなんで結婚したいのよ?」という質問に答えた17歳ゲイの証言 および、同性婚がらみのブログエントリをいくつか紹介

先日、バーモント州議会で、同性婚に関する証言をした17歳の少年のビデオを紹介したブログを見つけたので紹介します。

BLもどき」さんでは、「ゲイ婚」カテゴリの欄に、同性婚関連ニュースが背景などの解説とともに分かりやすく読みやすく書かれているので、是非訪れてみてください。非常に面白いブログです。



「ここで討論すべきことは、結婚だけの問題じゃなく、ヘイトクライムやハラスメントを禁じる法律が止めようとしている社会問題そのものだ。平等な結婚が許されないと、僕をジムのクラスでからかう連中に、僕のセクシュアリティが僕を人と違う、間違った、劣った人間であるっていう考えを持たせるから。どんなに僕がそうしたいと願っても、家族や友達を招いて派手な結婚式を挙げられないっていう事実が、この州のLGBTQの子供達が経験している残酷な苛めの数々に繋がるんだ。

僕がカムアウトした時、僕がみんなと平等だと思われないってことは知っていたし、僕自身も自分自身をみんなと同じだって思えなかった。だって、殆どの州で許されるのがせいぜいシビル・ユニオンでしかないとしたら、どうやって自分が受け入れられているって感じられる?どうやって自分が人より劣っているっていう恐ろしい気持ちに打ち勝てる?僕は毎日自分に言い聞かせなくちゃいけない。「たまたま男に惹かれるからって、僕がヘテロの友達より劣ってるってことはないんだ。」って。

僕はバーモント州に、僕が僕の兄や両親と同じ、価値のある存在だって感じられるように手助けをして欲しい。僕には何も悪いところなんてない。ゲイであることは悪いことじゃないんだ。そして、それこそが僕らがここで語るべき問題だ。

反対意見を許さないって言ってるんじゃない。でも僕はゲイであることを選らんだわけじゃない。ゲイだってことを結構幸せだって思ってるけどね。結婚する価値がある人間だって思われるためには、自分の故郷を離れて他所にいかなきゃいけない、なんていう今の法律は受け入れられない。僕はバーモントが好きだし、こんなに美しい場所で、こんなに芸術を愛する、思いやりのある、勇気ある人々の居る場所で、単にその人のセクシュアリティの問題のために、特定のグループの人間の幸せが許されないなんて信じられない。

この傍聴会はセクシュアリティについてだけ問題にしているんじゃないって聞いた。つまり子供達は特定のジェンダーに基づく両親の役割があってこそ、父親と母親がいてこそ、幸せに育つっていうことも問題にしてるんだって。

僕はその意見には全く反対だ。僕が子供を持ったら、その子を地域に貢献する大人に育てるように最大の努力をする。その子にランチを持たせて上げて、クッキーやブラウニーも忘れずに詰めて上げる。サッカーの練習でも聖歌隊でもダンスでも、その子がしたいことは何でも協力する。夜は寝るまで歌を歌って上げるし、ブランコを押して上げる。その子が小さい時は、駆けッこしたらちょっとだけ勝たせて上げるんだ。僕の両親がしてくれたように、その子が自分らしくあれるように育てる。そして他人も同じように尊敬出来る人間に育てるんだ。

僕は家族の愛に包まれて育った。もし父さんが二人だったり、母さんが二人いたとしても、そういう家族の愛が消えてしまうなんてありえないと思う。僕も僕の両親と同じように子供の世話が出来るし、同じように安定した家庭とサポートを子供に与えることが出来るから。

僕は他の皆と同じように尊敬され、受け入れられたいんだ。カトリック教会で結婚したいって言ってるんじゃないし、そういう既成の権威の邪魔をするつもりはない。そういった伝統を踏みにじる権利をくれって言ってるわけじゃないんだ。ただ、近所の人を招いてバーベキューをする時に、「僕達、結婚してるんです。」って言いたいだけなんだ。

ホモセクシュアルっていう言葉が、まるで5歳の子供の前でうっかり使っちゃいけない言葉みたいに、悪い言葉として扱われることがなくなるようになって欲しい。子供達に人々の多様性(diversity)について理解し、結婚は愛であって、ジェンダーに基づく役割じゃないってことを理解して欲しい。子供達に「ゲイっぽい。」“that’s so gay”っていう言い方をしない人間になって欲しい。そういう言い方は政治的に正しくないことだって言われたからじゃなく、そんな言い方しても悪口にならないから使わなくなるように。そして50年後には「女性の権利」や「違う人種同士の結婚」と同じように、同性婚も当たり前のことになっていて欲しい。

僕はただ皆と同等になりたいだけだし、バーモントみたいな素敵な場所でそうなれたらいいと思うんだ。

聞いてくれてありがとう。」


引用元:http://aiblsuki.blog122.fc2.com/blog-entry-203.html

また同じくこのバーモント州議会では、レズビアンカップルに育てられている12歳の少女が、子供の立場から証言しました。彼女はバーモント州が同性婚を認めた後、Amy GoodmanのラジオDemocracy NOW!で「歴史を変える瞬間に関われたことが嬉しい。私の両親はシビルユニオンで、結婚している周りの友達の両親とは違う。そのことはいつも心にあったけど、あまり周りに話すことはなかった。両輪が(結婚してるカップルではなく)シビルユニオンだっていうことはどんなことか、理解している人は少ないから。同性婚を認めないことが子供を守るためみたく言われているけど、本当に子供のことを考えるなら、同性婚を認めてほしい」みたいな内容のことを言っていました。(詳しくはこちらで動画および音声を聞けます

他にも、最近のアンチ同性婚コマーシャルに関して書かれたブログエントリがいくつかありましたので紹介します。

変化を拒む論理 - Ry0TAの日記
http://queeringme.g.hatena.ne.jp/Ry0TA/20090411/1239417659


「嵐のCM」を作った団体の論理を紹介しつつ、「家族」が「信仰」化していることを指摘し、その波が日本を含む他国へも波及していることを指摘しています。

アメリカの反ゲイ団体、嘘だらけの不気味なアンチ同性婚CMを作成 -みやきち日記
http://d.hatena.ne.jp/miyakichi/20090411/1239389225


「嵐のCM」へのつっこみを紹介しています。わかりやすいので見てみてください。

おまけ:「嵐のCM」のパロディの1つ。字幕付き版。彼らの心の声を字幕で表しています。傑作!超笑っちゃいました。是非見てみてください。
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初めまして
私のブログ&記事をご紹介して頂きありがとうございました(_)
この記事は「結婚に拘るのはナンセンス」っていうコメントに対して、何か書きたいと思っていた時に偶然目にしたスピーチを下手なりに一生懸命訳したものなので、素直に嬉しいです☆
カリフォルニアにお住まいのOLさんなんですよね?
私もですっ!何かお話がしたいなあ~。
もし宜しかったらまたお邪魔させて下さいね♪
  • 2009/05/05
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