Amazonによる同性愛書籍締め出しの顛末

Amazon.comが同性愛関連書籍をランキングから締め出した件について、オンライン署名活動を初め、多くの反応が巻き起こっております。

※簡単に言うと、同性愛関連書籍がベストセラーリストなどから姿を消している(検索などすれば出てくるので、購入自体は可能)Amazonによれば「アダルト関連コンテンツをランキングより排除した」ということなのだが実際には、アダルトシーンを含まないゲイ小説なども多数締め出しにあった。

今回のAmazon現象の理由については様々な憶測が飛び交っておりました。まとめると次の三つ。

●システムの不具合説
単純なシステムの不具合

●確信犯説
Amazonが会社としてのホモフォビックな意思決定の結果として同性愛関連の書籍をランキングより排除した

●陰謀説
Amazon内部の極右勢力が暴走してわざとやったというもの
もしくはハッカーの仕業か?


Amazonが会社としての意思決定に基づき確信犯的に同性愛関連書籍を排除したとする前提にたちつつ、Amazonを擁護する者もいた。

「アマゾンは営利組織であり、自分の好きなタイプのビジネスを運営する権利を有している。アンチゲイのポリシーに基づいて、ランキングから、同性愛関連の書籍が外されたっていいじゃないか!?ムカつくなら、アマゾン以外のところで本買えばいいじゃん!」

なるほどね。確かにそれはその通り。

でも、賢い営利組織であれば、そんなバカな(ゲイマーケット全体を敵に回すような!)決断はしないよね。特にニッチではなくメジャーマーケットを狙っているリテール企業のAmazonがこんな露骨でホモフォビックな方針を企業として採るしてのであれば、ゲイマーケットの多数派はそっぽをむき、それによる損失は大きなものになるだろう。

Amazonはいろいろ問題も起こすものの、少なくとも性的指向を元にする差別禁止条項をもち、社内でのドメスティックパートナー制なども認めていますし、レアな本も含め、多くのゲイ関連の書籍を扱ってきました。

今回のエラーに対して、もし迅速な対応を取らなければ、ボイコットを受けゲイを中心に多くの顧客を失うことを、Amazonはきっと理解していると思います。

参考記事:
まだアマゾンをボイコットするな!
Hold Your Horses: Don't Boycott Amazon Yet

アマゾンは本当にアンチゲイか?
Is Amazon Really Anti-Gay?


今回の件に関しては、Weevというハッカーが自分の仕業だと告白しています。

(詳細はまだ不明)
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