アメリカ政府、外交官の同性パートナーに対して配偶者としての福利厚生を認める方針

アメリカ国務省は、アメリカ外交官の同性パートナーに対しても、異性配偶者同様の福利厚生を与える方針。(参考記事:NYTimesWashington Post
国務省長官ヒラリー・クリントンは「国務省は、外交官の同性パートナーに対しても、異性パートナーと同様の福利厚生を与えます。それが正しいことだから」と外交機関で働くゲイ&レズビアンの協会向けの内部文書で述べた。

このポリシーの変更は、近いうちに公式に発表されるはずだが、いつから施行されるのかはまだ不明。

福利厚生の内容の例としては…

-外交官ビザ&パスポート
-外国での医療機関の利用
-医療上またはその他の緊急退避 
-任地から任地への移動旅費
-安全、語学面におけるトレーニング

などが含まれる。様々な場面で、配偶者として扱われ、家族として認められる。

緊急退避などの意味が分かり辛いかもしれないが、これまでは、任地で危険な自体が発生した時、外交官本人は、アメリカ政府によって保護され、無事に退避させられても、同性パートナーは取り残される危険があった。それが今度の変更で、同性パートナーも配偶者と同様に保護される対象になった。

外交官たちは数年間に渡り、このポリシーの変更を求めていた。ブッシュ政権下において、外交官の同性パートナーは一部のトレーニングを受けるなど、若干の保護を受けるようにはなったが、「配偶者」とは扱われず、「配偶者」に認められる多くの権利は認められていなかった。国務省は「Defense of Marriage Act(婚姻保護法=婚姻は男女間のものに限るという連邦法)」を理由に、外交官の同性パートナーに、「配偶者」としての権利を与えることを拒否し続けてきたのである。

だが、オバマ政権にて国務省長官に就任したクリントンは、2月に初めて行われたタウンホールミーティングにて「これは、職場における公正の問題であり、従業員を維持する問題、全世界にいる我々の外交官たちの安全と効率性の問題です」と発言し、同性パートナーの保護に前向きな姿勢を示していた。

リビング・ヒストリー 上―ヒラリー・ロダム・クリントン自伝 (ハヤカワ文庫 NF)


ということで、ビバ!ヒラリー姐さん!やるね!かっこいいよ!

「同性婚」という形ではなくても、まずは、こうして少しずつ実質的な権利保障が広がることは意味があるし、非常に大切だと思う。

以前のエントリで「分離すれど平等」を批判したけど、今の同性愛者を巡る状況は「分離すれど平等」すら実現していないのが現実。

外堀を埋めていくような感じで一歩ずつ進んでいければいい。
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  • 2009/05/25
相互リンクのご依頼
サイト運営し始めた者なんですが、相互リンクしていただきたくて、コメントさせていただきました。
http://hikaku-lin.com/link/register.html
こちらより、相互リンクしていただけると嬉しいです。
まだまだ、未熟なサイトですが、少しずつコンテンツを充実させていきたいと思ってます。
突然、失礼しました。
sso7FgbI
鍵コメさん
あううー。ご指摘ありがとうございました。間違っていた箇所を修正しました。

hikakuさん
相互リンクですが、すみません。
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