父親の話 1

oshitaologo.gif

父親はよく言っていた。
「君が代は天皇の歌だ。戦争中悪いことを正当化するために使われたんだ。そんな歌は、歌わなくていいんだよ。座ったままでいいんだ。パパも立たない。もしも先生にどうして立たないのかと言われたら、お父さんに言われました、と、言っても構わない」

小学校での始業式や終業式など「君が代」を歌う機会が訪れるたび、私は苦悩した。皆立って歌ってる。私一人だけ立たないと変だ。でもパパは、君が代は戦争の時、使われた天皇礼賛の歌だって言ってた(泣) しかたなく、私は立つけど歌わない、という苦肉の策を選んだ。

波風たてることを好まない母親は「お父さんは極端だからねえ…」とかなり冷淡にかまえていた。

父親とは君が代以外にもいろいろな話をした。

当時、消費税が導入されたのだが、それをきっかけに直接税と間接税についてとか、実質的平等と形式的平等についても、話した思い出がある。

今考えると、小さい子供相手に、ようやるよって感じだけど、父親はいつも噛んで含めるように、社会のいろいろな問題について教えてくれた。

そんな理想主義的なまでにリベラルな父と、現実的な母に育てられた私はすくすくと「好きな科目はびじゅつです!好きな法律はけんぽーです!」みたいな子供に育った。

(しかし、今考えると、うちの両親はリベラルよりではあったが、性教育については非常に保守的だったな。性教育については「オナニーは絶対しちゃいけません!!」という以外受けた覚えなし。政治的にリベラルでも、性についてもリベラルとは限らんってことやね。この、オナニーは罪!という教えについて書くと長くなるが、また別な機会に)

父親の話 2 に、続きます。
関連記事
スポンサーサイト
にほんブログ村 セクマイ・嗜好ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ 👈応援クリックお願いしますm(__)m

comment

comment form
公開設定

trackback


→ この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。