映画『インセプション』の謎 ―あるいはいかに私が理解してないかの告白

遅ればせながら『インセプション』観てきました!

いや~、面白かった!

こういう「無意識の世界で活動する(で、実際の肉体は眠っている)」とか「夢と現実の区別がつかなくなる」みたいな設定の映画多いですよね!?アバターとかもある意味そうだと思いますし。私はこういう設定の映画が超好きなんです!『トータル・リコール』とか、『マトリックス』とか…。

あと、最近のレオナルド・ディカプリオの映画で『シャッター・アイランド』ってありましたが、それともかなり似てる部分がありましたねー。レオ様の演技が一部かぶって見えました。よかったけどね。渡辺謙は、ミステリアスでクールな演技がハマってました。英語がすごーく聞き取りづらかったけど…。

といいつつ、実は、恥ずかしながら英語が難しくて、よくわかってない部分がかなりありました

以下にわからなかったところや、疑問点を書くので、よかったら教えてください。

※以下はネタバレになるかもしれませんので、観てない人は気をつけてね★

1)はじめのサイトー(渡辺謙)とのシーン、ほとんど分からず(サイトーははじめ、敵方なのに、途中から協力関係になるのね)。英語も難しいし、場面も切り替わりまくるし、ここの流れがぜんぜん意味わからんかった。日本語の解説サイトを観てようやく設定は理解したものの、なんかもう一度見てみたい感じです。サイトーのプロジェクトに向かって計画を立てだすあたりからようやく、ストーリーの目的が見えてきたので、楽しめましたが、冒頭からしばらくは意味がわからなさすぎて、苦痛でした(涙)

2)はじめ、サイトーの機密をコブ(レオナルド・ディカプリオ)が盗もうとするシーンで、それは「失敗した」ということになってるけど、コブは、最後、書類をすりかえるのに成功して、「コンフィデンシャル」と書かれた書類を読んでなかったっけ?それとも時間切れで読みきれなかったということ?

3)昔、コブと奥さんが「リンボー」で2人きりで何十年という長い間過ごして(現実では数日間)、奥さんがそこを現実だと思い込むようになったので、コブは、「一緒に死ぬことで現実世界に戻ろう」というインセプションを施した、ということだが…(そして、そのインセプションが後に現実世界での悲劇を生むわけだが…)。そんな、インセプションを施すまでもなく【夢の世界で死ねば現実で覚醒する】わけなのだから、コブが奥さんを夢の世界でさっさと殺せばよかったのでは?いくら、愛してるから殺せない、っていっても、コブは、「リンボー」の世界が「夢」だと認識して、現実と混同していたわけじゃないでしょ。奥さんを殺すことはできなかったのだろうか?コブも途中までリンボーを現実だと勘違いしてしまったのか?奥さんが「コマ」を金庫に隠してたけどあれはどんな意味があるの?コマ=トーテムはこれが夢だと気づかせてくれて、現実と夢の世界の区別をつけるためのものでしょ。そのコマを隠すというのは、夢を夢だと認識したくない気持ちのあらわれ?それとも、もっと具体的にあのコマって現実に帰るために必要なものなの?コブはあのコマが金庫に入ってるのを見つけてショックを受けてたけどそれはなぜ。

あと、一度、奥さんとコブはその「リンボー」の世界で一緒に年をとっていたということが説明され、よぼよぼの二人の手が映ったと思うけど、二人がリンボーの世界から現実に戻るために列車に轢かれるときは、若かったよね?それがよくわからない。そこらへんの時系列はどうなってるの?二人は「リンボー遊び」を何度もしてたの?もしそうだとしたら、年取った後、どうやって現実に戻ってきてたの?「リンボー」の中で老衰死とかしないの?そして老衰死したら、「死ぬ」から現実に戻ってこれるの?もしくは、リンボーの中では、死なずに、年取ったあとまた元に戻って、何度もループしてたの?

4)冒頭とラスト近くに登場する、よぼよぼのサイトーと傷だらけのコブが対面するシーン。あの世界は「リンボー」だよね。で、その「リンボー」は、コブとアリアドネ(エレン・ペイジ)が途中で潜入した「第4のレベル」の夢ということでOK? フィッシャーとアリアドネは、その世界で海に落下(=死亡?キック?)することにより、その上のレベルの上で目覚めて、第1レベルの夢でも目覚めたと思うんだけど…(あれ、でも薬を使って眠った場合、夢の世界で死ぬと、「リンボー」に閉じ込められるんじゃなかったっけ?)

5)とにかく、フィッシャーとアリアドネは、「リンボー」の世界から、落下をきっかけとして、「戻ってきた」けど、サイトーは夢の世界で殺された→「リンボー」行き、そしてコブも奥さんとぐずぐずしてたので、「リンボー」に取り残され、その世界=「リンボー」でサイトーとコブはであった。ってことでOK?でもさ、そうすると、奥さんは「リンボー」でどこ行ったわけ?サイトーとコブが対面してる場面で、奥さんいないんだけど…「プロジェクション」だから消えたりするわけ?コブが、ぐずぐずしてたシーン(まだ奥さんに執着)のあとで、何かあって、コブは、奥さんのことを乗り越えて、プロジェクションを消すことができたわけ!?

6)フィッシャーって、第3レベルで一回死んだでしょ?(その時点でフィッシャーはリンボーに移動)で、コブたちは、一旦任務を失敗としてあきらめるが、アリアドネが「更にディープなレベルに移動して、フィッシャーを救おう」と提案するのだけど、なんで、そういうことが可能なの?よく意味がわからなかった。「リンボー」まで潜って、そこで、フィッシャーを連れて帰ってくればまた上のレベルでの夢でも生き返るの?ここらへん、細かい設定が難しすぎ。

7)最後サイトーは「リンボー」の中で「自殺」して、ちゃんと飛行機の中でも目覚めてたけど、薬を飲んだ状態で、夢の中で死んだから永遠に「リンボー」なんじゃないの?「リンボー」の中でも自殺すれば現実世界で目覚められるんなら、そんなに「リンボー」に行くことを恐れなくてもよかったのでは?

8)最後コマのシーンで、「最後、現実に戻ってきたとみせかけて、それ自体が夢かもしれない」っていう含みを持たせたのは理解した。で、この謎の答えがどっちかはわからないけど、個人的には「夢」だと思う。なぜなら現実だとすると、5の疑問が残るから…。あとは、子供がまったく成長していないし、それまで何度も思い浮かべていた通りの、子供たちの姿だからね。皆さんはどう思う?

9)フィッシャーの父親が第3レベルの夢の中で「ディサポインテッド…」のあと、何か言って、それがキーとなって、フィッシャーの気持ちは「自分の道を歩もう」みたくなると思うんだけど、そのせりふ何?聞き取れなかった(泣)フィッシャーの父親は、現実においては「失望した」って思ってて、息子を愛してなかった=そして、フィッシャーはそれを挽回するために会社を頑張ろうとしてた?のがコブたちが計画したインセプションにより「本当は愛されてた=失望されてなかった=会社解体しよう」みたくなったの?って解釈してるんだけど、もしかして間違ってる?

…。はい。「面白かった」とか書くわりには、驚くほどいろんなことを理解していないことがばればれで恥ずかしいです。特に、「リンボー」まわりが難しかったです。あー、誰かと話し合いたいわ!あと、はじめIMAXシアターの前の方で見てたので、酔って気持ち悪くなり、吐きそうでした。

もう一度観てみたいな~!てか、日本語字幕で観てみたい(--;)

追記:その後、解説サイトをいくつか見つけたのでリンクを貼っておきますね!読んでみたけど、わかったようなわからないような…。見落としていたところがいっぱいあるみたい!やっぱりもう一度じっくり観てみたいです!


Inception Explained: Unraveling The Dream Within The Dream(英語)


5つのレベル図解(英語)
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  • 2010/08/22 03:14
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