everything

New York Timesの英語は「格調高い」のかもしれないけど、いちいち周りくどくて、読みづらい。
でも英語の勉強のためにたまに読むようにしています。

「Modern Love(いまどきの恋愛)」は様々な書き手が、愛について書く人気コラムで、TVドラマ化も予定されている。
考えさせられるし、泣かせるような「いい話」があるので読んでいて面白い。

今回読んだのを紹介。
かつて筆者がつきあっていたオトコ。コーヒー屋で働いている時に知りあって付き合いだして。いろいろあって、ラブラブだったり、ケンカしたり、別れたり、別れたあともいろいろあったり、まあ複雑だったわけだが(←適当ですまん。興味がある人は読んで!)やがて距離も離れて関係もなくなった。


いつの間にか筆者は別の男性と結婚し、子どももつくり、すっかり彼のことなんて忘れていた頃、彼女はビーチで偶然再会する。
16年前のオトコに。


He was always handsome, and when, in parting, I said softly, “You look the same,” and he said, “I know,” I saw instantly that it hadn’t been any more complicated than that he was kind of a jerk, I was kind of a freak, we had both been pretty immature, and that was all it was, all it needed to be. The punitive “What was I thinking?” became the much more compassionate “What was I learning?” And the answer was: everything. I was learning everything about what I wanted in a husband, a marriage, a life.



(以下は参考までに紹介する意訳です)

彼は相変わらずかっこよかった。
別れ際に私は言った。

「変わってないね」
「うん」

その時、あの頃の彼は単に嫌な奴で私は変な奴だっただけで、私たちは二人共とってもコドモだった、ただそれだけの話であって、それはそうでなければいけなかったんだと思った。

ずっと自分を責めるような気持ちで「あの頃いったい何を考えていたのかしら?」と自分に問いかけてきた。けれど、その問いかけがもっと温かな「あの頃私は何を学んでいたのか?」に変わっていた。そしてその答えは「全て」。そう、私はあの頃夫に何を求めるのか、結婚生活に何を求めるのか、そして人生において何を求めるのか?その「全て」を学んでいたのだと思う。


この段落の後半部分で泣いてしまった。

このラブストーリーの他の部分に共感した、とかそういうのでは全然ないのだけれど。この最後から2つ目の段落が今の自分につきささった。

恋愛においては、誰もが愚かな過ちを犯す。
頭で考えているのと違う行動にでてしまったり、その時はいいと思って、わけのわからないことをしたり、ありえないようなことを我慢したり、当然だと思っていたり、人のことをひどく傷つけてしまったり。
「私ほんとうに馬鹿だった。あんなバカに時間を費やして。一体何を考えていたのかしら」と怒りと共に思い出すような経験が誰にでもあると思う。

でもいつか、その全てが「今」のためにあったのだと、思えるようになるのだとしたら……。
あの頃の馬鹿な経験があったから、学べたのだと、だから、その全ての過程、おこった全てのことは「よかった」のだと、肯定できるようになれるのだとしたら……。それは大きな救いだと思った。

<それ>が起こっているその時に、リアルタイムでそう思うことは不可能なのかもしれない。

でもきっと将来。

その境地に至ることができるのだと思う。

“What was I thinking?”
 ではなく
“What was I learning?”

そしてその答えは

everything.
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