アンジーかっこよい!百合的にも楽しめる!新作ディズニー映画『マレフィセント』感想

週末に観た『マレフィセント』の感想を書いたのだが消えてしまった……とりなおしてもう一度。(以下ネタバレありますので要注意)

『眠れる森の美女』を、魔女の立場から描いたリメイクということで、ずいぶん前から楽しみにしていた作品でした。

■「悪役」ではないマレフィセント

予告編を観た時は、「アンジーが、こ、怖い!ちびる!ファニングたん逃げてぇー!」という感じだったが、実際には、この映画のマレフィセントは怖くない。人間味があり、慈悲深いキャラクターに描かれている。

自分で呪いをかけたオーロラ姫を見つめつづける眼差しは(ちょいストーカーちっくではあるものの)ツンデレな愛情にあふれているし、むしろ、百合的な感じで楽しめる。

「ふん、ブスね」
「子どもなんて嫌い」

悪態をつくマレフィセントに無邪に笑いかけ、どんどんなついていくオーロラ姫に戸惑いを覚えるところとが、微笑ましい。萌える。←ちなみにこのシーンのオーロラ姫を演じているのは、アンジーとブラピの実の娘w

成長したオーロラ姫を演じたエル・ファニングは、無垢で天真爛漫なキャラがすごくあっていた。ほぼ全編を通じて、薄ら笑い気味だったのが残念。しかし、「呪いをかけたのマレフィセントって、あなたなの?」と涙ながらに詰め寄る場面はよかった。

「妖精のゴッドマザー」としてなついてきたこの人が、まさか自分に呪いをかけていたなんて……とショックを受けるオーロラ姫と、苦渋に満ちたマレフィセント。

その瞬間の二人の表情はすごくよかった!(萌)

■悪役と悪人の間

マレフィセントにはマレフィセントの事情があるが(そもそもお前の父親が……とか、呪いを取り消そうとしたこととか……)、彼女はそれを一切口にしない。潔い。

また、無駄な殺戮はしないし(カラスを救ったりもするし)、最後もマレフィセントはステファンを殺したくはないのだということが伝わってくる。

しかしアホ・ステファンが…(略)

それに対して、ステファンは見事なほどうじうじした悪役。悪役ではあるが、悪人であるとは言い切れない。マレフィセントを殺せないところもそうだし、自分の犯した罪の大きさに押しつぶされてしまったんだという描写も、罪悪感を持っているからこそだろう。

しかし、ステファンは、自分の罪を認め「馬鹿なことをした」っていう悔い改める強さがなかった。それで頭がおかしくなってしまったんだと思う。残念。

■映像美はよかった

ちょっとアバターを思わせるファンタジックな世界で、3Dも意識したであろうアクションがガンガン繰り広げられ、「目の保養」としてはいいだろう。

「強い女」が好きな人は、見て損はなし。

■全体的には物足りない

……と、よいところばかり書いたが、演出はちょっと物足りない部分があり、映画としては「超いい!大好き!」なレベルにはいたらなかった。

その理由としては、まずキャラクターが結構薄いところが残念。マレフィセントも、「男に恨みを持つが、母となることで優しくなる」みたいなありきたりな展開だし、ステファンやオーロラ、そして、カラスなどの脇役の描写にも深みがない。

また、「真実の愛」が、ロマンティックな男女のものではなく、女同士の愛情というのも、『FROZEN(アナ雪)』を観た後では、簡単に想像できるし、新鮮味がない。

しかし、個人的には楽しめたので満足。

ちなみに、ステファンを演じたシャールト・コプリーは、『第9地区』の主演でもあった。たまたま翌日にDVDで観たのだが、クレジットを観るまで気づかず。顔違いすぎ。


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