『ウォーキング・デッド』の世界とアメリカ人

オレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラックを全部観終わったので、今はThe Walking Dead(ウォーキング・デッド)を観てる。ゾンビものなんだけど、なかなか面白い。

目覚めたら、街がゾンビだらけになっていて、ラジオもテレビも通用しない、政府機関もろくに機能していない・・・・・そんな世界で、必死に生き延びようとする人々のドラマを描いてるドラマ。日本語放映もしてるらしいのでご存知の方も多いかな。

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しかし、このドラマを観てると、アメリカ人がなぜ、銃が好きかがよくわかる。こういうドラマばっかり観てたら、「銃は自分を守ってくれるもの」っていう哲学が知らず知らずのうちに頭に刷り込まれるもんね。あと、ドラマの序盤は、女性陣がどいつもこいつも弱っちくて愚かでイライラします。←これは次第に変わってきますが。

そしてこのドラマを観ていると、「もしも、ゾンビが来た世界で、自分は生き延びられるだろうか?」とか、「こういう文明が失われたではどういうスキルが役に立つだろう」とか考えて、そのスキルを習得しようとしてしまう。

それこそ、銃の打ち方とか、火の起こし方とかね。あとは、やたら体を鍛えたくなったりしちゃいます。

実際こういうのに備えて(?)かどうかはわかりませんが、「サバイバル教室」みたいのを結構見かけます。火の起こし方とかロープの結び方とか岩の登り方を教えてくれるんですね。わたしも、キャンプは好きなので火の起こし方とかは知ってますし、体もとりあえず鍛えてますが、やたらと「生き延びられるように」とか言って強さを追い求めるのは馬鹿げていると思っちゃいます。「強いことがかっこいい」みたいな価値観ですかね。なんかアメリカ人ってやたらタフでマッチョなのが好きですよね。男の人は顔がかっこいい人より、体を鍛えてる人の方が断然モテますし。

や、もちろん、生き延びる力って大事ですよ。諦めない粘り強さとか、行き詰まった時に策を練る賢さとか。手先が器用とか、体力とかさ。

でも、やたら肉体的な力だけを誇示したり、「この世は殺るか殺られるか。先に殺った方が勝ち」みたいな価値観は大嫌いです。それって結局腕力で劣る女性や子供の蔑視につながると思うし。なにより、わたしは弱いので(汗)そういう価値観のはびこる世界では生きてけません。

ソンビが来た終末世界では、わたしはたぶんすぐ死ぬと思います。

森の中で毒きのこを食べて死ぬか、もしくは、キャンプの中で、生意気なことを言ってリーダーに嫌われて殺されるとか・・・・・・

でも、それでいい。

むしろこんな世界で生きてたくないです。

アメリカの開拓が始まった当時は、まさにこんな感じで、皆自分達のキャンプを守るために、銃を使ったり、殺しあったりしてたというのはわかる。でも、わたし達は、こういう世界で生きたくないからこそ、少しずつ秩序を作り上げ、立法・司法・行政の仕組みを作り上げてきたわけで。もちろん現実に「強い者が勝つ」的な実情はあるにしても。わたしはその努力自体が尊いと思う。

でも、わたしはそういう世界が自分に「得(安全?)」をもたらしてくれてるから、好きなわけです。

こういう現代の秩序が壊れ、「実力主義」みたいなのがはびこった瞬間にこそ、今よりずっと「得」ができる層というのも多分いる。そういう人達にとっては、こういう終末世界的なドラマは、たまらないんだろうなーと思う。
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