アメリカと日本のデート概念の違い

アメリカ人の言う「date」と日本人の言う「デート」は違う。

アメリカに来て一番とまどったのがこのdatingっていう概念といっても過言ではない。

このブログに検索で来てくれる人の中でも「datingとは?」という検索語で来てくれる人が多い。きっと、アメリカに来て、アメリカ人とデートするようになり「わたしたちの関係って……!?」と混乱している人が多いのだと思う。わたしもそうだった。

ここでは、アメリカの恋愛市場で戦って、自分なりに理解したdatingとは何か?アメリカと日本のデート概念の違いについて紹介したい。

アメリカ人のいうdatingの意味



アメリカでいうdateは明確に相手を潜在的な恋人候補として見た上での行為。

アメリカでのdateというのは軽い意味での食事や映画などのデートはもちろんのこと、恋人関係(relationship)の予行練習みたいなところがあって、kiss、sexなどが含まれる場合も多い。

「ほぼつきあっているのと同等」「周りからもカップルとして扱われている」という段階に至っても、まだin a relationshipとは言わず、datingといったりする。

ところが、それは厳密には「つきあってる」訳じゃないから、その間に相手が別の子とdateしたり、もしかしていちゃいちゃしたりしてても、相手を責めることはあんまりできない。

お互いに「あなた1人とだけdateしてる。他の子とは会ってないよ」というexclusiveな合意があれば別だけど、その合意があっても、やはりそれはつきあっている関係とは違う。←まどろっこしい!

何ヶ月もほぼ恋人状態のdatingが続いてようやくrelationshipにはいるみたいな感じ。

そういう意味ではアメリカ人は性的には比較的オープンだが、つきあうという関係を結ぶことに対しては、結構慎重であるように思えた。(余談だが I love youという言葉についてもそう。アメリカ人はすぐアイラブユーというイメージがあったが、実際には意外にも慎重で、なかなか恋人に対して愛してるとは言わない。もちろん言う人もいるけど)

日本人の言う「デート」の意味



日本人はどうだろ?

日本人もやはり「デート」はする。

日本での「デート」のメインの意味は、主に「既につきあってる2人が出かけること」な気がする。ディズニーランドにデートに行くの!とかさ。花火デート!とか。

このつきあった後、遊びに行く「デート」に関してはアメリカでのdateと意味は似ている。

日米でコンセプトが違うのは、つきあう前の「デート」の意味。

日本でも、つきあう前に、好意を持ち合っている2人がデートをしたりする。映画とか、食事とかね。こういうのデートっていうよね?

それに加えて、下手したら、単なる友達と2人で遊びに行くのでもふざけて「デートしよう♪」って言ったりする。

つまり、日本での「デート」は、アメリカでいうdateとは異なり、必ずしも相手に対して下心や好意があるとは限らない。

アメリカで「うちらはデートしてる」っていったら、お互いに憎からず思っていることが前提だと思うが、日本では、とりあえずその気がなくてもどちらか一方が遊びに連れ出すと「デート」と呼ばれたりする。

つまり、日本のデートは時に結構軽い「一緒に遊びに行く」=hang out程度の意味で使われている。

コミットするまでプラトニック?



また、日本ではつきあう前のデートはプラトニックであることが建前としてある気がする。現実にはいろいろあるだろうけど、あくまで「建前」としてね。

だから、日本でお互い(もしくは一方的に)いいなーって思っている2人がそういう雰囲気になった時に「つきあうまではキスしない」とかそういうセリフが出てきたりする。「まだつきあってないからダメ」とかね。「ちゃんと好きって言ってくれてないからダメ」とかね。

コミットメントの言葉と引き替えにキスとかセックスを許すというタイプね。

この時、それが単に相手のことが嫌いだから拒絶するっていうのでれば、仕方ない。けど、どう見ても、場の流れ上、ここでは手をつなぐ(もしくはキスをする)のが自然な流れでしょう!っていう時に「つきあってないからダメ」って言うのは、すごく不自然な感じがする。だったら「あなたのことはそういう風に見れないからごめんね」って断ればいいのにね。「つきあってないからダメ」っていうことは「じゃあつきあってたらいいの?」と思うけど、でも今の段階で突然『つきあおうよ』って言う方が、キスするよりもよっぽど不自然だと思うんですけど…」って思ったりする。

あ、話が飛びました。

まあ、こういう「約束の言葉抜きで身体を許すなんて信じられない!」タイプの子にとっては、アメリカ式のdating(キスなどもして恋人っぽいけど、まだつきあってない関係)というのは非常に耐え難く、理解できないものなんだと思う。

実際、日本にこういう子多い気がする。

アメリカには少ない。
でもたまにいるかなぁ。

アメリカ人も皆が皆この曖昧な「dating」という概念を受け入れている訳じゃなくて、複数の人間とdatingしたり、つきあう前に試されているような感覚は嫌い!という子も結構いるようだ。

逆に日本にいてもでも、アメリカ式のdatingを実践している子もいるだろうしね。

告白はどこでする?



私は、日本にいるときは、

デート
 ↓
いいなーって思って告白
 ↓
恋人関係突入
 ↓
晴れて手をつなぐ
 ↓
(〃▽〃)



みたいな流れで恋愛をしてた。

アメリカに来てからは、

とりあえず手とかつないどけ
 ↓
お互いいい感じだったらdateしてみよっか。
 ↓
その間にキスとかも場合によっては(〃▽〃)
 ↓
本当にこの子とつきあってみたいと思ったらつきあう


という流れで行こうかな~って思ってます。

やっぱり日本で生まれ育った私にdateっていう概念はなんか難しい時もあるけど、比較的、楽というか馴染む部分もある。

何事も挑戦だよね。



そういうわけで、私なりに理解したデートについて語ってみました。
今回のトピックは珍しくノンケの人にも通じるでしょう。異論反論、ご意見ご感想、あなたの思うデーティングなど教えてください。特に、国際恋愛してる人ね!デートについて語り合いましょう。

あと、「カレシ/カノジョがこんなメール送ってきたんですけど、脈ありますか?」的な悩みは、ブログに取り上げてよいなら、恋愛相談にのりますよ!気軽にコメントしてくださいね。

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これは友達として遊ぶ「ハングアウト」なのか、それとも「デート」なのか?


「運命の人」を探してる人はいますぐやめるべき。そんなの存在しないから。



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↑表面だけ「ルールズ」を実践するよりも、まずは「文化の違い」を心の底から理解することが大事!ルールズはアメリカ人が書いたものなので、前提として恋愛の「常識」を共有していない日本人がそのまま実践することには無理があるのでは?と思っている。まあ今更ルールズを参考にしてる人はいないか……。

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  • 2017/04/22
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