椰子の木の下で

私が日本時間で生きている時に
あの子は太平洋標準時で生きていて
私が太平洋標準時に戻って来た瞬間に
あの子は東部標準時を生きていた

「おはよう」も「おやすみ」もいつも噛みあわなかった

私が朝起きる時
あの子はもう夕食食べてるし
私が真夜中眠りにつく時
あの子はもう朝なんだからさ!

(ていうか、地球広すぎるねん!)

誰かと会えないというのは危険な罠です。
誰かと会えない間に、メールとかで盛り上がってしまうのはもっと危険な罠です。
いくらメールを交換しても、それは真にget to know each otherというのとは違う。

郷ひろみ先生も歌っているように、会えないということ自体が気持ちを盛り上げ、幻滅の元凶である幻想がはちきれんばかりにふくれあがってしまうからです。

私はそういう遠距離でうっかり盛り上がるパターンが結構多いので、とても警戒してる。

なんて言いながらも、1ヶ月ぶりに、電話できて嬉しかった。

彼女も電話口で笑ってる。

「何笑ってんの?おかしい?」

「…いや…あなたの声、もうすぐで忘れるところだった」

ははは…気持ちはわかる。

私は声は覚えてたけど、彼女の顔を忘れそうになってる。

彼女の履いていた白いホットパンツ、そこら突き出てた日に焼けた足とサンダル、長くて黒くてボリュームのある髪の毛、そういう断片はやけに鮮やかに目に焼きついてるのにね。

「あなたに写真を送ろうと思って、あなたの写真も送ってもらいたかったけど、やめた。いきなり、ただ食事の時に会うのはどう?」

うん。いいね。
悪くないね。
気持ちはわかる。

クラブで会った誰かを二回目に見たときは必ず幻滅する。
必ず。
だからそれが怖いんだ。
私は怖い。

彼女からもしも…変な写真が送られて来たら…どぼちよお

sinnka.jpg


((((;゚Д゚))ガクブル

けど私はそんなことをおくびにもださないで快活に返事する。

「単にニューヨークの建物の写真を送ってよ。私は東京の写真を送るからさ」

時間と空間を乗り越えて、カリフォルニアで私たちはもうすぐ再会する…!

超、わくわく☆
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comment

ひろみ 郷(笑)
地球って、狭いようで広いし、広いようで狭いと感じませんか?

私、日本の友人が欧人と結婚していて、私がこの国で暮らし始めたらバスで20分足らずのご近所さん♪

世界って狭いわぁ~!って笑いました☆

でも、昨日まで、地中海のリゾートでビキニの美女を愛でていたのに、帰って来たら薄っすら紅葉が始まっていました(笑)

飛行機で1時間しか離れていないのに。。。世界って広いわぁ~~~☆


『再会』楽しみですね♪♪♪
Re: 椰子の木の下で
そうですね。地球は広いようで狭く、狭いようで広く、でもやっぱり狭いのかなー。いや、広いのかなー。人的にはコミュニケーションツールが発達するにつれ狭くなってるけど、やっぱり物理的にはでっかいですよね。地球は。

地中海美女、いいなー。
紅葉とかもうらやましー。
こちらは四季はほぼありませんからね。

ブログ楽しみにしています。
  • 2008/08/21
  • ゆう
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